WILL ~あなたの願い、叶えます~

ついに堪えることすらやめて、店長は本気で声を立てて笑い出した。
目尻に涙まで溜めて。

ほんっと腹が立つ!!


「ねえ、七瀬」

「なんですかッ!!」

信号待ち、顔を覗きこんでくるけど、絶対目なんか合わせてやらない!

「その『店長』っての、やめてくれる? なんかイケナイことしてる気分」

はぁ!? と。
思わず見てしまったその顔が。


予想していたよりもずっと真剣で、ちょっとだけ甘くて。
びっくりして、……吹き出した。