玲也side

棗がこいつに過去を話した。
月は、受け止めてくれた。

こいつは大丈夫。
そう思う。
けど、震えが止まらない。
裏切られると思うとーーーーー
拒否されると思うとーーーーー

「大丈夫。
 僕、拒否しない。」

静かに呟く月。少し震えが収まる

『ありがと、
 これは俺が7歳のころーーー』

そして、過去を語り始めた

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