「べ~!?」 「べ~!?」 「ナンベェ~!?」 「シルコ、ナンベェ~!?」 もうご老体だというのに、 飛び跳ねるくらい心より喜んでくれて、 見ているこっちも気持ちがよい。 カパ吉さんは、とても元気になった。 「べぇ~!?」 眉間にかなりしわが寄っているが。 「岡さ~ん」 おっと、受付の方から呼び出しだ。 薬をもらって帰ろう。 「べ~!」 何だろう。カパ吉さんが私を呼ぶ。 「べ!」 お礼?だろうか。 「カパ吉さん、お大事に。」 そう言って私は受付に向かった。