俺の言葉を最後まで言わせなかったのは聞きたくなかったからだろう。 笑顔だった彼女が悲しい顔をした。 『バカ春…ダメにきまってんじゃん。』 「なんで…お前は俺がいなくてもいいのかよ、もう俺と会えなくなってもいいのかよ…!」 子供みたいにわがままを言っていることはわかってる。 だけど、それ以上に俺は彼女から離れたくなかった。 『いいわけないでしょ!?私だって嫌だよ、春がいなくなるのも春と会えなくなるのも…だけどね、春は生きてるの』 頬をなでられる。 まるで俺の生を確かめるように