去年の冬、雪乃が病院のベットで俺に言った言葉 最初で最後の俺達の約束 『“クリスマスは一緒に過ごそうね”って約束さ去年は守れなかったから』 「…だから今日、俺に会いに来たのか?」 こくりと頷く雪乃の手を握る。 自分の命日じゃなく、今日会いに来た理由がやっとわかった。 「雪乃…」 『なに?』 「約束、守ってくれてありがとな」 握った手にギュッと力を込めて笑いかける。 すると、雪乃も柔らかい笑顔を見せた。 『うんっ』