『わぁ、きれい…』 外のイルミネーションは深夜だというのにも関わらず、キラキラと点滅していた。 そういえば、いつも通るこの道も雪乃のことばかり考えていたからイルミネーションを見てる余裕なんてなかったな… 裸の街路樹に青と白で飾られたライトが雪乃みたいだと思った。 『ねぇ、春さ覚えてる?』 「ん?」 『去年の冬に約束したこと』 「覚えてないわけないだろ」