水泳のお時間

「やっ、お願い待って……!」


とっさに何かを感じたわたしは思わず叫び声をあげる。


けれど瀬戸くんはその言葉をさえぎるように、無言でわたしのかかとをお尻の上まで押しあげたかと思うと

まるで半円を描くように足裏を動かす動作を繰り返した。


そのたびに水着のスカートが瀬戸くんの前でゆらゆらと揺れ動いて…。


その瞬間、思わず自分の顔がカァッと熱くなるのを感じた。


えっ…

ちょ、ちょっと待って…

いくら何でもこの格好は…恥ずかしい…

恥ずかしすぎるよ…っ!