「ふーんプール開き?そういやそんな時期か」

「え?あ…うん…」


そう言うと、瀬戸くんはヒョイッとわたしが持っていたプリントを取り上げてしまった。

それを見て、わたしはポカンと口を開ける。


あ、あれ?

もしかして顔が近かったのは、わたしの持っていたプリントを見ようとしていただけ?