水泳のお時間

「顔が赤いね。気分でも悪い?」

「だ、大丈夫です…っ」


瀬戸くんの言うとおり、何とか脚は開いたけれど

下着のことが、わたしはどうしても気にかかってしまって。

でも、やっぱり本当のことは話せなくて。

途中で言いかけて、とっさにウソを付いてしまったわたしに、瀬戸くんは静かに目を細めた。


「そう。ならその手を離して、前に倒してみようか」

「あっ…」


その瞬間、腕をつかまれたかと思うと、スカートを押さえていた手を離されてしまった。


すると途端に上体のバランスが崩れ、まるで瀬戸くんに傾れこむように倒れたわたしの体。


そんなわたしを、瀬戸くんは器用に支えて、囁きかける。


「そう。そのままゆっくり。息をはいて」

「…っ…」

「それで限界?もっと前に行けるだろ」

「いっ…」


それより前に倒れるのが怖くて、躊躇していたら


突然グイッと手を引っ張られ、わたしの胸やお腹はあっけなくも簡単にペタンと床についてしまった。