「あの…実は、瀬戸くんに話があるんです。き、聞いてくれますか…?」
全身の力をふりしぼったわたしは、精一杯の声を出して言葉をつなげる。
するとそんなわたしを前に、まだ何も知らない瀬戸くんはいつもの表情でうなずき返してくれた。
「うんいいよ。なに?」
「その、ワケあって…し、しばらくプールに入れなくなっちゃったんです…っ」
自分で言葉にしてみた瞬間、今さらながら涙が込み上げてきそうになった。
だってプールに入れなくなったら、わたしは瀬戸くんに水泳を教えてもらえない。
それはつまり瀬戸くんと、しばらく二人で会えなくなってしまう意味でもあるから…。
「…桐谷が言うそのワケは、俺には言えないこと?」
しばらくして瀬戸くんが静かに口を開いた。
瀬戸くんの言葉に、わたしは一瞬肩が震えたあと
何も言わずただコクンと頷きかえす。
理由は言えなかった。いくら瀬戸くんでも、やっぱり男の人だから…。
瀬戸くんはそれから何も言ってくれない。
…瀬戸くん、なんて思ったかな…?
不安だよ…。
全身の力をふりしぼったわたしは、精一杯の声を出して言葉をつなげる。
するとそんなわたしを前に、まだ何も知らない瀬戸くんはいつもの表情でうなずき返してくれた。
「うんいいよ。なに?」
「その、ワケあって…し、しばらくプールに入れなくなっちゃったんです…っ」
自分で言葉にしてみた瞬間、今さらながら涙が込み上げてきそうになった。
だってプールに入れなくなったら、わたしは瀬戸くんに水泳を教えてもらえない。
それはつまり瀬戸くんと、しばらく二人で会えなくなってしまう意味でもあるから…。
「…桐谷が言うそのワケは、俺には言えないこと?」
しばらくして瀬戸くんが静かに口を開いた。
瀬戸くんの言葉に、わたしは一瞬肩が震えたあと
何も言わずただコクンと頷きかえす。
理由は言えなかった。いくら瀬戸くんでも、やっぱり男の人だから…。
瀬戸くんはそれから何も言ってくれない。
…瀬戸くん、なんて思ったかな…?
不安だよ…。



