翌朝。
あたしと十弥は、いつもより速く起きた鈴の歓声で起こされた。
「ね、ママ!パパ!たこ焼き器!鈴の大好きなやつ!」
「ママー、今日たこ焼き食べたい!ねぇ、いいでしょー?」
しっかり目覚めてないあたし達を無理やりリビングまで引っ張っていく。
リビングには、まあ、なんとも大胆に開かれたラッピングが散乱していた。
真新しいたこ焼き器を両手で抱えて、上目遣いをする鈴。
そんな顔されたら……ねぇ?
眠そうな十弥と顔を見合わせる。
「よかったねぇ!鈴!よし、今日はたこ焼きパーティーだ!」
あたしの声を我が家に響かせた。


