鈴がおやすみを言って、布団には言ったのを見計らって、あたしは十弥を呼び出した。
「今年の鈴のクリスマスプレゼント、どうしよっか」
話すことは、そう、クリスマスプレゼントのこと。
毎年イブの夜、枕元にプレゼントを置いてるのだ。
去年は大きなテディーベアを置いたら、その次の朝の鈴、すごいいい笑顔してたなぁ。
サンタクロースに手紙書いてたもん。
「あ~、もうそんな時期か。なんか、欲しいものとか言ってた?」
十弥も気のせいか、表情が柔らかい。
「それがさ、聞いてないのよ、何にも」
「どうすんの」
「今年は、あたし達で考えようと思う」
「プレゼントを?」
「うん」
そうして、あたし達は日付が変わるまで、鈴のプレゼントを考えた。
今、鈴が好きなもの、今、流行ってるもの、鈴の為になるもの、できるだけ長く使えるもの。
アニメの変身アイテムや、本当に使えるクッキングセット、おもちゃだけど、大人も使える鯛焼き器やワッフルが焼けるもの……などなど。
おもちゃ屋のカタログを見ながら、静かに話し合った。


