The Gift From Santa~季節はずれの贈り物~


十弥がゆっくりと離れる。

思考回路停止、パニック状態。

もう、心臓バックンバックン。

破裂しそうなくらい、十弥に聞こえそうなくらい鳴っている。


「と、十弥?」


やっと、あたしが名前を呼ぶと、十弥はバッと後ろを向いた。


「ヤバい、大人になる前にしちゃった!」

「や、別に、いいよ?!全然、気にしてないよ?!あの、えと、その……」


十弥は、グシャグシャと髪をかき、座り込む。

あたしは、手で顔をふさぎ、冷たい手で、何とか顔の火照りを直そうとした。


もう、二人で何やってんだってかんじ。