君に渡す本命チョコが


なんとなく流れで


義理として

それでも受け取ってもらえた。


君にとっては隣のお姉さんがくれた

ただの義理チョコだけど

そこに込められた想いを

知らず

飲み込んでくれたなら…

それで良かったのに。


引っ越しの日が間近に迫って

どうしようもなく

君との思い出が欲しくて

言い訳をして

デートに誘った。

君は上の空だったけどね

幸せだったよ…。

最後に

キスをした。

あたしが

奪った。