心は1番に外に走り出す。 「なぁ、どこ行く?」 くるりと振り向く心の顔は、笑顔でいっぱいだ。 「だから始めはごはん!」 早紀はやれやれと呆れながら、つられて笑う。 「ちょっと待てよ〜」 後の2人も遅れないように走り出した。 友哉と晶は自転車で追いかける。 さわっと緩やかに風が吹き、桜の葉を優しく揺らした。 『ありがとう…』