虹色の騎士団

「せめて…
今宵のあなたの夢を楽しいものに…。

乙女…、望みを…。」

楽しい夢…。

望む夢……。

そんな事、急に言われてもなぁ…。

うーん…甘い物祭??

身長高く…は虚しそうだし……。

「……願いは聞き届けた…。
楽しんで…乙女。」

オレが何も言わないでいる内に、
ぱっ!っと場面が変わってしまった。

「え?お、オレまだ何も…。」

『これが貴方の今の望み…』

…決めつけられてしまった…。

大体、ここ…家のリビングじゃん…。

どーせ何でもOKなら、もっと違う場所で…。

「日向、何やってんだ?
こっち来いよ。」

ソファーから、凛が笑いかけてきた。

未来も真宵も勇武も居る…。

「日向君、お茶が入りましたよ。」

台所から兄貴がトレーを持って出てきた。

食卓には、カイリと先生も居て……。

皆と一緒にお茶飲んだり、
兄貴のクッキー食べたりしながら、色んな話をして笑い合う。

…なーんだ。
いつもと一緒じゃん。