虹色の騎士団

そう言って先生が離れようとした時、

カイリが小っちゃな両手を伸ばして、
先生の長く伸ばして1つに縛ってる髪を、しっかり握りしめた。

「……っ!!」

思わず顔をしかめた先生に向かって…

「おかーさん。」

……………。

「ぶはははははは!!!!!!!」

ツボだ……!!!

オレのツボに見事にハマった………!!!

いや、オレだけじゃない。

皆、オレ程豪快には笑ってないけど、

兄貴と真宵は体を縮めて必死で声を殺しながら小さく笑ってるし、

凛は、くるっ…っと後ろを向いて、背中震わせてるし、

未来は凛の肩に片方の腕を乗せ、お腹押さえて俯き気味に笑ってるし…。


それを見た彼方先生の顔が、みるみる内に氷のように冷たくなっていく…。