両脇の下に手を差し込み、上半身を ゆっくり持ち上げられる。
そのまま未来の胸の中に寄りかからせられると、
柔らかく抱きしめられた…。
「……ごめんねー…
日向が、あんまり可愛すぎて、ついついやり過ぎちゃった…。
今日は、これでおしまい………。」
温かい胸の中で
、ぐったり…と体を預けたまま、
動けないオレの背中を
未来が
トン……トン……と、
あやすように叩く。
オレは今まで…
普通、キスと言ったら、
お互いの唇を重ねあうだけで
終わりだと思いこんでた。
勿論、未来と初めて会った日に、彼方先生が兄貴にしてたよーな
「大人のキス」ってやつも何となく知ってはいたけど…。
まさか、今日…
自分がこんなキスを体験してしまうとは…。

