「さすが、学校一の美人ね。撫子恐るべしって感じかな」
私の後ろ紐をキッチリ調整して硬く結んでくれている仁美
「どうしよう・・・ボッキュッボンッスラーだったよ!私なんて、キュッボンッボンップニーなのに!もうどうしよう!!」
「落ち着け結愛」
「ふぇっ?」
「結愛は自分が思っている以上に可愛いんだよ?」
「仁美・・・」
でも・・・
「ボッキュンッボンップニーの仁美に言われたくないよぉ〜あ痛っ」
「馬鹿ばっか言ってないのっ全くっ」
ティッとあたしの頭上にチョップを入れる仁美
「結愛、海って凄いのよ〜?そしてビキニ美人三人と来たっ」
「仁美、自分も入れるんだね」
「悪い?」
ニッコリ笑う仁美
「・・・ッいえいえいえ、!」
「つまり、あたしが言いたいのはこんな素敵な真夏の青空の下、水着女子には神田もいつもより目が眩むんじゃないかって事!」

