「結愛はわかりやすいのよ」
「何それ?褒め言葉???」
「そんなことで恥ずかしがっててどーすんのよ!」
そう言いながら更に私に近付き、コソコソっと耳打ち
「豊崎先輩、やっぱり最強よ」
はてなマークいっぱいで麗菜さんへ目をやると
「・・・ッ・・」
一瞬息が詰まる気がした
でもそれほど、可憐的で美しく凛としていて
「結愛ちゃんも仁美ちゃんも着替え終わったー?」
白ビキニに身を包んだ麗菜さんは
ホントに綺麗すぎるほど綺麗だった
「はいっ」
美人ってホントズルイっ
「でも、すみません。結愛の水着調整少ししたいので先に行っててもらってもいいですか?」
「あら、そうなの・・・」
っと、一緒に行けないことを残念そうにする麗菜さん
〝出たとこ直ぐに男子組は居るはずなので!″ともう一声伝えると麗菜さんは小屋を出て皆のところへ
「結愛、後ろ向いて」
「う、うんっ」

