もう・・・あの文化祭から何ヶ月も経つのに
むしろあと何ヶ月かすれば一年記念日なのに
今だ、こんなにかっこいい神田くんと、付き合えたことが信じられなくて
大好きな神田くんが稀に言ってくれる〝スキ″の言葉が夢のようで
私の高校生活、こんなに幸せでいいのだろうか?
なんて、たまに不安にもなったりする程
なりふり構わずここまで来ちゃったけど・・・
あたしは、麗菜さんみたいに美人じゃないし
神田くんにとってホントに私で良かったのかな・・・
なんて、ネガティブになることも・・・。
でも・・・
それでもあたしが貴方を信じて来れたのはこのネックレスがあったからかもしれないっ
そう思って首元に煌めくハートのチャームにそっと触れたと同時に
窓から少し生暖かい風が保健室に流れ込んできて
神田くんの髪を揺らすと共に、香水の爽やかな香りであたしの嗅覚を刺激する
「・・・っ」
今日も神田くんつけてくれてるっ
そう考えると自然と緩む口元
どうしよう・・・っ

