「結愛?アンタあたしに喧嘩売ってるの?」
「あ、ごめん!つい本音が!!」
「・・・ゆ〜あぁ〜?」
「あ、!神田くん来たっ!!」
ちょっぴり怒な仁美をスルーして気怠そうに教室に入ってきた柊くんと神田くん目掛けて声を張る
「かーんだーくーん!おはよぉ!!」
「・・・はょ。」
眠そうに目を軽くこすりながらも目を合わせて軽く返事してくれる神田くん
か、かわいぃ・・・♡
「えへへ・・・♡」
同じクラスになりたかった理由の一つ〝朝一の眠そうな神田くん″がついに拝める日が・・・♡
今日はなんだかいい事ありそうな予感っ
ーーーー・・・
ーー・・
三限目の授業が始まる前
席に座ってシャーペンの頭をカチカチカチッと連打する神田くん
「なんか、神田の様子が可笑しくない?」
仁美がそんな神田くんを見て私にコソッと声を掛ける
「うん・・・あたしも思った!なんか、だるそうってゆーか眠そうってゆーか・・・やっぱだるそう??」