「あ・・・本当だ。アンタ神田の事になるとホント別人並みに五感が鋭くなるわよね」










「いやん♡仁美に褒められちゃった♡」









「いや、褒めてないから。皮肉だから」










「てことで!神田くんに逢いに行ってくるね♡」










「ちょ、結愛?!」










仁美の止める気持ちも虚しくサーっと俺らの前から居なくなって廊下にいる神田に話しかける結愛












神田と話してる時の結愛は幸せそうで










「俺なんかじゃ引き出せない」












あの笑顔・・・












神田はバスケ上手いし










イケメンだし










実際良い奴だし












「叶わねーな」






ホント。













「・・・流輝、大丈夫?」