まだ・・・少ししか話してないのになんで分かっちゃったの・・・?
「なー?当たり??」
そう問いかけて来る彼に小さくコクっと頷く
「あぁー!やっぱりー?!」
「なんで、分かったんですか・・・?」
「ん?だって、お前可愛いじゃん!」
「・・・ッー?!///」
彼の無邪気な満面の笑みにドキッと反応する私の心臓
しょっ初対面の私に何て恥ずかしいことをっ・・・///
「〝女は怖い″って勉強になったよ!ありがとう!!」
慣れない事でドキドキが鳴り止まない私に〝じゃあっ!″と眩しいくらいの笑顔を向けて目の前から立ち去る彼
ーーーー・・・
凄い懐かしい事思い出しちゃったぁ
あれからもう一年経つんだね・・・
今日で・・・柊くんに助けてもらうの二回目だったんだっ・・・
「あ゛ぁ!?夏音!!!」
「・・・ぇ・・」
大きく焦ったように私の名を呼ぶ声と同時にバコンッと頭にぶつかるバスケットボール

