「苦手だから真面目にやらないって事か?」
「ううん!真面目にやってるんだよ!私なりに!!」
「で?先生から見て不真面目に見えるのはなんでだ?」
「例えばバレーとか
ボールが怖くて私のところに来たら避けるからだとおもう!」
「避ける??」
「あとは、バスケとかはコートの端っこで時間を過ぎるの待ってたりとか!」
「ははッバカだろ!つーか威張って言うなよ!」
そう言い笑う神田くんに胸がキュンっとなる
「神田くんカッコイイ♡」
「・・・おい。先生に頼まれたことだし、一応説教中なんだけど」
「え?!そうだったの?!
まあ、とは言え神田くんへの今の気持ちは止められないよぉ〜♪」
「止めろ。止めないと没収するぞネックレス」
「ええ?!止めるのもヤダけど没収もやだ!!どーしよう!究極の選択だぁ!!」
「先生が〝体育の時はアクセサリーを外してきなさい″だとよ」
「えーやだぁー」
「お前それ、付けっ放で授業受けてんの?」

