※クールな彼の笑顔にご注意下さい







突然口を紡いだ仁美に驚き、後方の夏音ちゃん達から仁美へと視界を移そうとすると





「ヘヴッ」




ボフッと何かに正面衝突してしまった




「結愛先輩、前見て歩かないと駄目ですよ?」





「ふぇ?」





私の前に立ち塞がったのは素敵な笑顔の龍ヶ崎葵くん





「葵くんっ!


どうしてここに??」





「移動教室なんです!それより、何抱えてるんですか?」





そう言って不思議そうに私が両手いっぱいに持つ作りたてのお菓子を指す





「シュークリームだよっ!!調理実習で作ったんだぁ〜♪」





「へぇ〜」




途端、不適な笑みを浮かべた葵くんは




「おれにもちょーだい」





と言ってひょいっとラッピングされたシュークリームが意図的に葵くんの元へと渡った





「ええっ?!」





「結愛先輩の手作りお菓子もーらいっ♪」




「だ、ダメだよ!!」





「えぇ〜いいじゃないですか!!俺にも幸せ分けてくださいっ♪」






「ん〜・・・でも・・・」





迷う私の答えを待たずに葵くんは




「先輩達怖いから感想は後でLINEしますねー!」