「仁美ー!!やばいっ!どうしよう!!うちの学校神なんだけど!!」





「そうねー、あたしは全然嬉しくないけど」




「なんで?!」





修学旅行が迫った私たちはそれに向けて色々準備しているわけなんだけど




なんと!




クラス枠関係なく男3女3で6人のチーム作って北海道内なら好きなところへ行っていいと言う神ルール




これで神田くんとラブラブ修学旅行が迎えられる!!




この学校まじ神!!




とかはしゃいで居たわけだけども





仁美はそうは思ってないらしい・・・





「だってこれ、所謂丸投げでしょ?!神じゃなくて無責任なのよ」




丸投げ?!



違うよ!!



きっとこれも先生の考えあってだよっ!!多分!!






「まあまあ。結愛からしたらこれはものすごく革命ルールなんじゃない?」




「流輝、あんた結愛に甘すぎ」




「そんなことねーって」





流輝とは・・・あれから気まずくなりそうにはなったんだけど




なんとか、こうして普通にいられる




一緒にいる条件として流輝には



遠慮しないで


と言われた