「ねぇ流輝。あたし、流輝の事大好きなんだけど」
「え・・・」
「ふえぇえぇぇ?!!!」
思わず出てしまった大きな声
で、でもびっくりしたぁー
やはり、先輩は一味違う!!
私がいるにも関わらず、堂々と告白するなんて!!
やっぱ、可愛い人は一味違うわぁぁ
「ど、どうしたんですか・・・イキナリ」
「良いから、答えて欲しいの」
重く長い沈黙が流れる
あ、あたし・・・2人にとって絶対邪魔だよね・・・
あぁ、マイハウスが恋しい
恭子先輩も私とさよならした後にすれば良かったのにっ
てか、流輝ずっと黙ってるけど何考えてるんだろう・・・
なんて応えるんだろう・・・
流輝がやっと、重い口を開いて応えた
「ごめんなさい。俺は恭子先輩とは付き合えません」
め、目の前で勃発してる〜!!
色々と気まずいんですけど私〜!!
「そっかっ。」
と一言、恭子先輩は微笑みながら流輝の気持ちを受け止める
好きな人に振られるって、尋常じゃない辛さのハズ・・・
泣かずにその場を耐えるなんて・・・凄い・・・

