「こいつ、先に約束してたんですよ!
家の方向ちょっと違うかもしれないですけど一緒に良いですか?」
そんな流輝のお願いにむむむむっと自分との格闘をしているようだったけど
「まあ、そう言う事ならしょうがないわね!背に腹は変えられないわっ!」
と、納得してもらえた
取り敢えず・・・第一関門クリア☆
「いきましょっ!」
と、恭子先輩の掛け声に3人並んで歩き始める
「流輝、今日はありがとうね!すっごく助かった♪」
「あ、はい。」
「結愛ちゃんだっけ?お邪魔しちゃってごめんねっ」
流輝を真ん中にして歩いてる為に恭子先輩は少し前かがみになりその勢いで私の顔を見て言ってくれた
「あ、いえ・・・それはホント・・私の方で・・・」
流輝にお願いされたからとはいえ、
恭子先輩の邪魔してごめんなさぃ
「あ、ねぇ!あそこのアイス食べない?」
恭子先輩が指差したのはここら辺では割と有名なソフトクリーム屋さん
安くて美味しいと、子供から大人まで幅広く愛されている地元のアイス屋さんだ
ひ、惹かれる・・・

