※クールな彼の笑顔にご注意下さい




あたしのバカっ



こんなの神田くん困るに決まってるじゃん!!



でも、思ってることは言っておきたいっ




こぼれ落ちてしまった涙粒を気にかけず、精一杯っ神田くんに伝えるっ




「お昼一緒に食べたい゛ッ」




やっと伝えられたと思いきや、バチッと手首を掴まれてスタスタと私を何処かへ連行する神田くん




えぇっ?!



もしかして神田くん怒ってる・・・?



私が訳のわからないワガママを訳もわからず泣きながら言ったから?!




ど、どーしよ・・・




「か、神田くん・・・?」



スタスタとあたしの前を歩く神田くんに声を掛けるが無反応




うわぁぁ・・・これは究極ですか・・・



着いた先は校舎の隅にある教室



普段人なんてこないような教室



私に背を向けたままの神田くん




えー・・・と・・・




「お前さ、本当何」




や・・・


やっぱり究極だぁあぁああ!、!




怒りからか少し震えてるように見える神田くん



「・・・ッ?!」



や、やばいっ





「神田くんごめんなさいっあたしッ」




「ハハハッマジ何なのお前ッ」



「・・・へ?」