袋から出て来たのは大量の・・・
「・・・パンっ??」
「そっ!ジャンケン負けたやつが全員分の昼飯買い行くって賭けで負けたんだよ、雪翔♪」
〝やべ!俺の昼飯がなくなる!!″とか言って私の隣で説明してくれた柊くんがダッシュでパン広場へと駆けて行く
神田くんとのジャンケンで勝ったと思われる人たちもパン広場へと集まる
「さんきゅー神田!」
「神田!なんでナポリパン買ってこなかったんだよ!!」
「は?なんであんな不味そうなパン」
「おいお前!ナポリパンに謝れっ!!」
〝ナポリパン″・・・確かに不味そう・・・ネーミングセンスも・・・ね・・・
※ナポリタン=焼きそばパンのナポリタンver.
「あー!!お前それ俺のコロッケパン!!」
「はい、早い者勝ち〜」
「あー!俺も食いたかった!!ズリィ!」
皆が思い思いにお昼ご飯の取り合いをしてて、神田くんも・・・笑顔がチラホラ見えたり
あぁ、いいな。神田くんと同じクラスの男子たち・・・
神田くんの笑顔を見放題だなんてずるいっ!
(※男が男の笑顔見放題で何の得があるんだ!と、作者は突っ込みたい!!)

