「恭子、行くよ」
「え〜もぉ?まあ、いっか!流輝また後でね〜☆」
美人2人がいきなり現れたかと思えば美人2人はサッと消え去った
美人は、なんだか。凄いっ!
「はぁ、。結愛、俺らも帰るぞ」
「あ、うんっ」
恭子先輩のテンションにか、すっかり疲労感MAXの流輝と並んで屋上を後にして階段を降りる
やっぱ・・・あたし奪ったみたいで麗菜さんには顔合わせしずらいなぁ・・・
「結愛、お前階段気をつけろよ」
所謂・・・気まずいってやつか・・・
うぅ・・・
「結愛聞いてんのか?」
「へ?・・・ッとわっっ」
「ッぶねぇー」
流輝の声に気を取られた拍子に階段を踏み外したあたしを全身使って支え切ってくれた流輝
「ッたく、お前は。だから気をつけろつったのに、」
「ご、ごめんっっ」
流輝があたしを抱きかかえてくれなかったらこの階段そのまま落ちてたよっ
か、考えたくもない恐ろしさ・・・
身震いするよ・・・って、ん?
〝抱きかかえて″って・・・へっ?!
流輝が背後から私のお腹に手を回してそのままくっつくようにしてギリギリの姿勢を保ってる

