「神田くんっ!」
歩いてる神田くんの足を止めるように背後から声をかけると驚き顔で振り向く神田くん
「どちら様ですか」
わ、わたしから声かけたとはいえ、初めて神田くんの言葉があたしにかけられたっ
あーもう感動だよ・・・一生脳内再生してやるっ!
それに、振り返った神田くんは胸がキュンとするほどかっこ良いっ
かっこいいかっこいいかっこいいっ!!
うぅ〜ヤバイよぉ〜
「私、神田雪翔くんが好きですっ!」
「・・・イキナリなんですか」
はっ!やばい!早まったっ・・・
神田くんがカッコよ過ぎて思わず口に出してしまったっ・・・
どうしようっ
自分から仕掛けたのに動揺しまくる私
は、恥ずかしいっっ
でも・・・言ってしまったものは・・・しょうがない・・・かっ。
よし!
コレをチャンスに変えちゃえっ!
頑張れ、私っ!!
「いつも、見ているうちに好きになってしまいましたっ!」
「・・・・・」
って、えっ?!
ななななんですか!この微妙な反応・・・
やっぱり、イキナリ告白とかダメだったかなっ

