※クールな彼の笑顔にご注意下さい





仁美が彼氏と後夜祭過ごすとかで、片付けを私と流輝で引き受けて行ってらっしゃいすることになった



私としては、日頃お世話になってる仁美にはこれくらいじゃ、返しきれないんだけどね



「そんなの全然っ」



「結愛!」



「え?」


教室内からひょこっと顔を出した流輝



「お前案内止まってる!!」




「あっ!!ごめん!!!」




仁美との話に夢中になって案内するの忘れてたぁっ!!




次の方を誘導して周りを見るともう仁美は客引きに行ってしまったようで姿が見えない




今日の仁美可愛いかったなぁ




いつも美人だけど、今日は可愛さも兼ね備えてて。



彼氏さん、あんな可愛い彼女が客引きなんてやってたら嘸かし不安だろうなぁ・・・




やっぱりあたしが行くべきだったよねっ




「次の方をどーぞー」




まるでロボットのように無心で働く




客引きをしている仁美の成果なのか、早速また行列ができ始めた2-Bクラス前




客引きがあんな美人さんだもんね、



それにつられて来た人たちは、受付があたしで嘸かしガッカリでしょうにっ




「はぁ・・・」



なんて、情けない



「次の方どうぞー」