※クールな彼の笑顔にご注意下さい




制服のスカートにワイシャツは私達衣装係が作った血が入ったり破けてたりするホラーチックなデザイン



文化祭とだけあって私もちょっぴり髪型とメイクに気合いをいれて



右目斜め下にはお化け柄と星のタトューシール



そんな文化祭一色にデコレーションされた私はクラスの受付をやってます☆



私とは対照的な衣装の美人仁美ちゃんと一緒に!!



例えて言うなら、双子ちゃんみたいかなっ?




「だいぶ行列落ち着いてきたね〜」




「うん、そうだね〜あ、次の方どうぞ☆」




「あたしちょっくら客引き行ってくるよ!」




「え!それならあたし行くよ!仁美にはさっき行ってもらったし、今度はあたしが」




「結愛はここでおとなしく受付嬢やってなさいっ」



「え!なんでよ!!あ、次の方どうぞ☆」




「神田に会いたくないんでしょー?動き回ったらリスク上がるんじゃない?」




神田くんのクラスは劇をやるとのことで、体育館付近にいる確率が高い



だから、ここに座ってれば早々こないだろうって魂胆なんだとおもうっ



「なんか、ごめんね」



「なに言ってんの!それより、こっちの方がごめんだよっ」



「へ?」



「後夜祭、出たいからって片付けお願いしちゃって・・・」