「結愛ってば、あたし口実にして神田見に来てたんだ。ショックだわ〜」
「へ?!違うよ!本当に本当に仁美に会いに行ってたんだよ?あの時は神田くんの方がついでだったかなぁ」
「結愛、1年の時は神田神田言ってなかったよね?」
「うん。2年になったら神田くんと同じクラスになるし、って思ってたから我慢してたんだぁ」
「同じクラスになるって断定してた結愛はやっぱり脳内御花畑ね・・・」
と呆れ顔の仁美
「え!なんで?普通思うでしょう?」
「結愛、普通は思わないんだよ?結愛は宇宙人だか「それでねっ?」
「人の話は最後まで聞きなさいっ」
「あうっ」
仁美が私の頭に軽くチョップっ!
痛いよ、仁美さぁーん
「それで?」
「うん、それでね?
あれは、始業式の日・・・ー」

