次の日からは私は拓哉と堂々と出勤した。

受付も

『奥様お早うございます』

と挨拶も対応も変わった。

部所に入るとチーム長の言葉遣いも変わった。

『奥様お早うございます』

部所に入るなりこの挨拶。

私は主任なのに、
ただ拓哉の奥さんだけなのに
格差の接し方が不満だった。

部所でお祝い会を開いてくれるという事になりその日の仕事終わってから居酒屋に向かった。

私は居酒屋で挨拶の時に。

「確かに私は拓哉と結婚しますが接し方はありのままで今まで通りでお願いします。
私は主任それ以上の何者でもありませんから、
気楽な今まで通りの挨拶でお願いします」

と今の気持ちを伝えた。

皆分かってくれた見たいで安心した。

職場だけではなく私は拓哉の前でもありのままでいたいと言った。
「俺もありのままの愛が好きだよ」

少し照れたけど嬉しかった。

「拓哉もありのままでいてね」

「分かった」

私は夕飯を拓哉と食べながらこれからの事を色々話し合いした。

休みの日は二人で夕飯作り。

休みの日は絶対デートする。

悩み事は一人で悩まない。

隠し事は絶対しない。

一年に二回は旅行に行く。

等色々決まりごとを決めた。

結婚が決まってからは本当忙しかった。

休みの日は結納の品を選びに行ったりした。