そして入学式が始まったのはいいんだ…が。今話してる先生の話が長すぎる…。15分以上話してる ぞ、これは。早く終わらせたいんだけど。
「えー、なので、皆さんに期待をしているわけであります。この期待を裏切らないでくださいね?以 上です。」
期待…ね。この話の中に20回はでてきてるよな、笑
「続いて、新入生代表挨拶に入ります。新入生代表 結城 葵くん。」
葵『はい。』
めんどくさいけど、いっちょやりますか!
葵『桜の咲き始めた今日この頃ーーーーーーーーーー
以上、新入生代表 結城 葵。』
やっと終わった。ほんとめんどくせぇ。
「 えー、新入生代表の結城くんと同率で入学した生徒がいるので紹介します。 如月 姫花 さんで す。前に出てきて下さい。」
俺と同率?嘘だろ…しかも女?どんな奴だ?
「では、何か一言お願いします。」
葵『っ…///』
出てきたのは、朝俺が一目惚れしたらしい人。如月 姫花っていうのか。
姫「 え、聞いてないんですけど…。それに、普通ありえませんよね、こんなの。」
「他の学校ではないかもしれませんが、この学校では普通のことなんですよ。」
姫「そうだったんですね。」
「ですから一言お願いします。」
姫「えっと、頑張ります!よろしくお願いします。」
葵『頑張りますって(ククッ』
姫「な、なんですか?」
「ありがとうございました。」
あいつの一言、面白すぎんだろ。頑張りますって、笑 やっぱあいつ、おもしれぇ。