晴斗と話しながら歩いてたら、いつの間にか教室に着いてた。

 晴「よーし、ついたついた!」
 葵『知ってる。』
 晴「うわ、ひど!早く教室入るぞ~!」
 葵『お、おい!』
 
  ほんと勝手だな、晴斗。いきなりあけると…
 
  「きゃーーっ!!かっこいい!!」

 うるせー。晴斗はうるさいと思わねーのかよ。

 晴「おはよー!宜しくな!」
  「きゃああああっ!」
 晴「葵、早く来いよ!」
 葵『うるさい。晴斗はうるさくねぇのか?』
 晴「とりあえず入るぞ!」
 葵『ったく…』

  俺が教室に入った瞬間。

  「きゃああああっ!葵様よ!同じクラスだなんて、嬉しい!」

  ほんとうるさい。自分で言うのもなんだが、俺はかなりモテる。容姿も悪くはない。そのせいで、   大分迷惑してる。

 晴「うわー、モテモテだな、葵(笑」
 葵『晴斗もだろ。』
  「晴斗様っていうんですかぁ?」
 晴「うん、そうだけど?」
  「きゃああああっ!素敵…。」
 葵『きも…(ボソッ』
 晴「おいおい葵~、聞こえたらどうすんの?」
 葵『べつに。』
 晴「こわ…(ボソッ」
 葵『あ?』
 晴「なんでもないでーす。」

  あー、早く帰りてぇ。

  「はーい、席についてねぇ?」
 
  先生は…女かよ。まじでありえない。
  席は…晴斗と隣か。

 晴「よかったな葵!」
 葵『べつに。』
  「私がこのクラスの担任のぉ、岬 茜 (misaki akane)ですぅ。よろしくねぇ!」
 
  ほとんど俺と晴斗の方見て言ってただろ。最悪。
  
  「じゃぁ、解散よぉ。」

 晴「気持ち悪かったな、あの先生。」
 葵『これから毎日見るんだな…』
 晴「耐えられない。」
 葵『だな。早く帰るか。』

  そして俺たちは学校を出た。