「だぁぁあ!休憩だ!休憩!」 あたしより先に晴斗が根を上げた。 「お〜い!だらしないぞ!」 あたしも笑いながら、地べたに座り込んだ晴斗の隣に腰を降ろした。 「お前の、その、体力は、どこからきて、んだよ」 はぁはぁ言いながら晴斗が聞いてくる。 「あたしだって部活で鍛えてるもんね!晴斗こそ、運動してないんじゃないの?」