翌朝、誰かが騒ぐ声で目が覚めた。 「あなたたち、反省部屋に行きなさい。わかってるわよね?」 「はーい・・・」 「へいへい」 「すいません」 「やったぁ~!」 「一成君!!喜ばないの!!早く、行きなさい」 ん・・・、河野さんの声がする。 あと、亜弓ちゃん、翔君、龍樹君、一成君の声も。 不思議に思いながら廊下に出ると、河野さんがこっちに向かってきていた。