お昼ごはんを食べ終え、歯磨きをしに向かっていると、廊下で男子が集まっていた。 隠し事があるように、かなり小さな声でひそひそと話している。 聞かない方がいいのかと思い、静かに横を通ったとき、いきなり話しかけられた。 「あ、愛結ちゃん!愛結ちゃんもおいでよ!」 龍樹君が何やらよくわからないものに誘ってくれた。が、異議のあるものが1人いた。 「おい、龍樹。そいつも誘うの?やめとけよ」