「クローゼットをずらせば、そんくらい作れるし。さっさとそこ、入れよ」 翔君は、だんだんとイラついてきている用ようだった。 おとなしく言うこと聞いた方がいいと思い、狭い狭いスペースに入って、しゃがんだ。 そこは、三面を壁とクローゼットに囲まれていた。 すると、翔君が残る一面を塞いだ。 え・・・? ってか、逃げ道塞がれちゃったし・・・