リビングなう。
ソファーに座らせてくれた翼

「コーヒーのむ?」  

「あ、うん!」

にしても、綺麗だな
清潔にしてるね!すごい!!  

「はい、」

コトンッ

テーブルの上にマグカップをおいてくれた

「ところで今日翼用事ないの?」

「あー。2時~3時まで用事ある。」

用事あるんだ、
あー。多分あの昨日みた、かわいらしい彼女さん何だろうな、

「そ、そっか!じゃあ私その間に帰ってるね」

邪魔しちゃいけないよね、

「何言ってるの?ちゃんと帰ってくるからいて?」

えっ?だめだよ、彼女さんに会うのに

「い。いやでも悪いよずっといるのは」

「大丈夫!!終わったらすぐ帰ってくるから、いてね?そんなふらふらな体じゃ歩けないでしょ?」

だめだって、……!!!
いいこと思いついた!!
翼が行ったら、置き手紙を残してすぐ帰る!
我ながらいい考え!

「わ、分かったよ。いる」

ごめんね、嘘つきます!

「わかった!じゃあ、部屋行って準備してくるね、もう行かなきゃだから、」

「うん!」

よし!作戦成功!だけどまだ気を抜いちゃいけない。この後どーやって翼の部屋までいこう。

あ!
「翼?ごめん、翼の部屋いっていい?」

「いいよ?じゃまたお姫様抱っこするね?」

「うん、」

照れる、


1時50分

「じゃ、行くね?」 

「うん!」

と言って家を出て行った
すこし、苦しいけど大丈夫    

「よし!じゃ、置き手紙書くか」

紙とペンを用意して

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佐々木くんへ

ごめんね、急に、私も用事できて
家出るね、鍵無かったから
開けっ放しで、ごめんね
服洗って干しておいたから、!貸してくれてありがとう!
じゃあまた明後日会社で会おうね。

             葉菜
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こんな、感じかな?
少し痛みも引いたし、
洗濯物も干したし
 
大丈夫だよね?

自分の服をなんとか、着て荷物もって!
よし!大丈夫!!!

「かってに。きてかってに帰ってごめんなさい。おじゃましました」

と、独り言を言って家を後にした

何の迷いもなく家に帰った。少し寂しかった。
今頃翼…いや、佐々木くん
楽しくやってるよね?