気がつくと教室は誰もいなくなっていた。 『はぁ…』 思わずため息が出てしまう。 英語係なんてもうやだ…。 そんなことを思いながら、積み重なったワークを見た。 …しかもこれ、一人で持って行くのかよ。最悪。 「まだ残ってたんだ。」 ワークを抱えようとしたとき、誰かが教室に来た。 顔をあげると入り口に斉藤拓也が立っていた。