[完]最初で最後の大きな嘘





「ちゃんと、自分の幸せを見つけるのよ。





そうじゃないと藍那は、きっと怒るわ」




そう言って仏壇の藍那の写真を見た。






「すくなくとも私は、隼人くんの見方よ。



藍那も。




だから、それだけは忘れないで。」