私は、喧嘩腰の二人を見て止めようと思った。




「愛実、いいよ。行こ!!」




言ってしまった。




でも、これが私の本心。




一回くらいいいよね。




泳がないし…






「いいの?藍那」


愛実が深刻そうに、聞いてきた。