「雄大!!こっち来て!!」
もうすぐ花火が上がる。
の前にいい席取らなきゃ。
「あぶねーぞ」
雄大は少し離れた後ろからゆっくり歩いてくる。
もーっ!!
「ひゃっ」
…っ、た…。
後ろ向いて歩いてたから、誰かにぶつかった。
「ご、ごめんなさい…」
私は目の前の人にすぐ謝る。
どんな人なのかは分からない。
「ちゃんと前見て歩いてほしいなぁ」
「ごめんなさい…」
ぶつかった人は学生さんらしき人。
「別にいいよ、君可愛いし」
「は、い??」
「一人なら俺たちと一緒みね??」
「えっ、ちょっ。私は…」
雄大が…ってえー!!
なんで連れてくのー!!
私おっけいだなんて言ってなーい!!
「大人しくしてね」
「やだ、離してよ!!いたっ」
ゆ、雄大…
「あの」
「あ??」
「雄大っ」
目の前には雄大がいる。
「そいつ…俺のツレなんすけど。返してもらえますか」
だるそうに言う雄大。
「なんだよ彼氏イケメンかよクソ」
そう言って男の人3人はどこかへ行ってしまった。
「雄…」
「お前なぁ」
「ご、ごめんなさ…」
怒られるって、思ったのに。
「もう離れるな。俺の隣にいろ」
「へ…へい…」
なに今の言葉…
ど、どきどきが止まらない。
「おい。言ったそばから離れてやんなよ」
「あ、ごめん」
私は雄大の隣に歩く。
こう並んだら、私たち
恋人に見えるのかな。
「手、繋ぐか??」
と、笑いながら雄大はバカにする。
「もっ、もぉー冗談言わないでよ!!」
「わりーわりー」
全く。
「ばかっ」
「なら繋ぐ??」
「またかよっ」
って、私たちがバカしてたら。
花火が上がった。
「あっ!!雄大雄大!!見てっ!!」
「すげーな」
「すごーい!!」
「…来い」
「へっ、は…い」
雄大から引っ張られる私。
どこに行くんだろ。
雄大はさっきから人を通り越してばっかり。
「ねぇ雄大」
花火から離れていくよ??
どこ行くの??
雄大は何も言わず黙々と歩く。
すれ違う人たちは花火ではなく、私たちを見ていた。
いや、私たちじゃない。
雄大を見ていたんだ。
女の子たちは。
「ゆ、ゆうだ…」
ここ登るの!!??
と、思いきや違った。
裏に回る。
「ね、雄大ってばー」
「こっち」
「…」
「これを真っ直ぐ」
「う、ん…」
少し暗かった。
けど、怖くない。
だって、雄大が手を握ってくれてるから。
「もうすぐ着く」
「うん」
訳がわからず歩く私。
そして。
「えっ…」
ここ…
上??
どうやら私は山を登らせられたみたい。
だけどきつくは無かった。
だって、ほとんど水平で…
「見ろよ」
「…わぁー」
花火だ。
人は誰もいない。
花火がよりいっそう近く見える。
「寒くない??」
「うん、平気」
「そか」
雄大は黙って空を見上げた。
横顔を見る。
ほんと、私の幼なじみにしてはでき過ぎ。
羨ましいな。
誰もが見てもイケメンで。
私の自慢の幼なじみ。
って、幼なじみで収めたくないんだけど。
「…」
「あっ、」
雄大と目が合う。
えつ、どうしよ…
「なに??」
「あ、あのね」
えーっと…
「あ、」
「ん??」
雄大は首を傾げる。
きゃ、可愛い。
「あ、ありが…と」
私がお礼を言ってみた。
雄大は目を見開いて。
それから笑って私にこう言った。
「喜んでもらえてよかった」
と。
もうすぐ花火が上がる。
の前にいい席取らなきゃ。
「あぶねーぞ」
雄大は少し離れた後ろからゆっくり歩いてくる。
もーっ!!
「ひゃっ」
…っ、た…。
後ろ向いて歩いてたから、誰かにぶつかった。
「ご、ごめんなさい…」
私は目の前の人にすぐ謝る。
どんな人なのかは分からない。
「ちゃんと前見て歩いてほしいなぁ」
「ごめんなさい…」
ぶつかった人は学生さんらしき人。
「別にいいよ、君可愛いし」
「は、い??」
「一人なら俺たちと一緒みね??」
「えっ、ちょっ。私は…」
雄大が…ってえー!!
なんで連れてくのー!!
私おっけいだなんて言ってなーい!!
「大人しくしてね」
「やだ、離してよ!!いたっ」
ゆ、雄大…
「あの」
「あ??」
「雄大っ」
目の前には雄大がいる。
「そいつ…俺のツレなんすけど。返してもらえますか」
だるそうに言う雄大。
「なんだよ彼氏イケメンかよクソ」
そう言って男の人3人はどこかへ行ってしまった。
「雄…」
「お前なぁ」
「ご、ごめんなさ…」
怒られるって、思ったのに。
「もう離れるな。俺の隣にいろ」
「へ…へい…」
なに今の言葉…
ど、どきどきが止まらない。
「おい。言ったそばから離れてやんなよ」
「あ、ごめん」
私は雄大の隣に歩く。
こう並んだら、私たち
恋人に見えるのかな。
「手、繋ぐか??」
と、笑いながら雄大はバカにする。
「もっ、もぉー冗談言わないでよ!!」
「わりーわりー」
全く。
「ばかっ」
「なら繋ぐ??」
「またかよっ」
って、私たちがバカしてたら。
花火が上がった。
「あっ!!雄大雄大!!見てっ!!」
「すげーな」
「すごーい!!」
「…来い」
「へっ、は…い」
雄大から引っ張られる私。
どこに行くんだろ。
雄大はさっきから人を通り越してばっかり。
「ねぇ雄大」
花火から離れていくよ??
どこ行くの??
雄大は何も言わず黙々と歩く。
すれ違う人たちは花火ではなく、私たちを見ていた。
いや、私たちじゃない。
雄大を見ていたんだ。
女の子たちは。
「ゆ、ゆうだ…」
ここ登るの!!??
と、思いきや違った。
裏に回る。
「ね、雄大ってばー」
「こっち」
「…」
「これを真っ直ぐ」
「う、ん…」
少し暗かった。
けど、怖くない。
だって、雄大が手を握ってくれてるから。
「もうすぐ着く」
「うん」
訳がわからず歩く私。
そして。
「えっ…」
ここ…
上??
どうやら私は山を登らせられたみたい。
だけどきつくは無かった。
だって、ほとんど水平で…
「見ろよ」
「…わぁー」
花火だ。
人は誰もいない。
花火がよりいっそう近く見える。
「寒くない??」
「うん、平気」
「そか」
雄大は黙って空を見上げた。
横顔を見る。
ほんと、私の幼なじみにしてはでき過ぎ。
羨ましいな。
誰もが見てもイケメンで。
私の自慢の幼なじみ。
って、幼なじみで収めたくないんだけど。
「…」
「あっ、」
雄大と目が合う。
えつ、どうしよ…
「なに??」
「あ、あのね」
えーっと…
「あ、」
「ん??」
雄大は首を傾げる。
きゃ、可愛い。
「あ、ありが…と」
私がお礼を言ってみた。
雄大は目を見開いて。
それから笑って私にこう言った。
「喜んでもらえてよかった」
と。

