【短編】ヤクザのキミ。





彼にばれないように、

家を出る。



服はよれよれ。

鏡で顔を見ると、

酷く見える。





涙が次第に込み上げた。




結局、

ヤクザは愛なんてなくて。

お金さえあればよくて。




逃げれない世界を見せたところで


捨てるつもりだったんだ。




お母さん。


私は、戻れなくなっていた。