臼木はカーディガンのポケットに手を入れ、一枚の紙を取り出した。
臼「これです」
臼木に渡された紙をアリスは受け取ると、じっくり見た。
その紙には、
「 ANURBYE
61273415761 」
と書かれていた。
急いで書いたようで殴り書きで書いてある。
これを見て、アリスは首を傾げた。
『?なんですか?これ』
紙から臼木に目線を変える。
臼「それが・・・暗号だと思うんですけど・・・多分・・・でも、解けなくて。」
アリスは再び紙に目線を落とした。
『・・・・・』
数秒間、紙を見つめると、そばにあったメモ帳にメモをして、そのメモををポケットに入れた。
『自室でゆっくり考えてみます。ありがとうございました。』
紙を臼木に返すと、ニコリと微笑んだ。
臼「あっはい、それがお役にたてるか分かりませんが・・・」
アリスは小さく礼をすると、キッチンを出て行った。

